2004年の女性ロック/ポップスを一挙振り返る特大企画!!
チャートを賑わしたアイドルも、輸入盤が密かに話題になった本格派もまとめてプレイバック。
今年も女子は強かった!
 *ジャケット写真をクリックすると、オフィシャルサイトにジャンプします。


1)オルタナ系シンガーソングライター
女性ロックといえばやっぱりオルタナ。いつの時代も彼女たちの歌声は必要とされてやみません。
Rachael Yamagataがラジオパワープレイ史上最多局数を更新したり、Keri Nobleが日本映画の挿入歌に起用されたりと
アイドル人気の影で静かな盛り上がりを見せました。


☆大人の魅力たっぷり!!女性SSWの真髄
On Your Shore/Charlotte Martin

待ち望んだ正統派SSWが久々に登場!幼少期からピアノやオペラを習得し、Liz Phairらとツアーを重ね評判を上げる。
楽器の良さを生かしたサウンドだが、あくまで核にあるのは本人の凛とした歌声。2005年3月には日本デビューも決定!
Happenstance/Rachael Yamagata

まずその名前と、様々な血が混ざった神秘的な容姿に目を奪われるが
感情を剥き出しにした歌声を聴けば、とても心穏やかではいられなくなる。
色を変え形を変え迫ってくるボーカルに圧倒されつつも、同時にどこか危うげな雰囲気がたまらない。
Fearless/Keri Noble

Norah Jonesの制作陣が新たに送り出した26歳。
シングル「Talk To Me」は日本でも好評なエアプレイを獲得し、 特に女性を中心に支持を得ている。
Norahよりもポップ寄りで、やさしい歌声がリスナーをふわりと包みこむ。
Little Things/Toby Lightman

Sheryl CrowのロックスピリットとLaulin Hillのグルーヴを併せ持つ次世代SSW。
アグレッシヴなタイプの曲はもちろんのこと、しっとりとしたバラードも実にソウルフル。
アルバムにはなんと、あのMary.J Blige「Real Love」のカヴァーも収録!
A Girl Called Eddy/A Girl Called Eddy

冷たい空気が今にも伝わってきそうなジャケにぴんときたら即買いして正解。
気だるくもあたたかい歌声は、冬の暖炉の火のように静かに揺らめいている。
ミステリアスなアーティスト名も購買意欲をそそります。
Beautiful Obscene/Diana Anaid

地元オーストラリアではARIA AWARDのインディー・アーティスト賞を受賞するなどの実績を持ち、
今作でアメリカデビューを果たした、回文の名を持つSSW。
Yahoo Launchの新人投票でも1番人気。フレッシュで力強い楽曲は日本でも受けそう。
Leg's To Make Us Longer/Kaki King

ここで並べたアーティストの中では異色中の異色。何故ならこれはギターのインストゥルメンタルアルバムなのだ。
ただしインストと言っても、彼女のアグレッシヴで超個性的なプレイは流し聴きなんて出来ません!
トロンプルイユなジャケもGOOD!オフィシャルサイトのつくりも面白い。
Different For Girls/Leslie Mills

なんとあのPaul McCartoneyに「君の曲は素晴らしいけど、歌声はもっと素晴らしいよ」と言わしめた。
ラジオフレンドリーな楽曲群で、Michelle Branchのお姉さん風といったカジュアルな雰囲気が売り。
この手のアーティストにしてはプロデュースが過剰じゃなく、よくまとまってます。
That Girl/Stephanie Kirkham

凛とした音作りが得意なIan Stanleyが手掛けたデビュー盤は、ジャケットの通り森の朝のよう清廉さ。
優しくもひやりとした空気のような歌声には心の浄化作用があるよう。
バックボーカルでNaimee Colemanの参加もあり、UK好きにはたまらない内容!
The Sound Of White/Missy Higgins

ジャズの要素も見られる、堅実な雰囲気の実力派がオーストラリアから登場。
低めのボーカルと適度に重たいサウンドが、よりスケール感をアップさせている。
とにかく1曲目「All For Believing」を聴けばわかるから!!


☆若い子だって負けてないわよ!
Because I Can/Katy Rose

外見からアイドルに分類されがちなKaty Roseだが、その本質はまさにオルタナ・ガール。
特にそのリリックは抜きん出ており、茨の棘のように聴く者を鋭く刺す。
女流吟遊詩人の系譜を受け継ぐ、出るべくして出た17歳。

Get Away From Me/Nellie McKay

50年代風の容貌、辛辣な歌詞、デビューまでの逸話の数々 (2枚組アルバムを制作するために、
重役相手にパワーポイントでプレゼン!)が話題を呼んでいる天才肌。
キャバレー風の音楽に突然ラップを組み込んだり・・・予測不能な音楽性にリスナーは翻弄されっぱなし。

Frank/Amy Winehouse

19歳にしてセルフ・プロデュースしたこのアルバムでBRIT AWARDS 2004に2部門ノミネートされた才女。
図太い声質と古いジャズのような歌唱法は一度聴くと耳から離れない。
インディー女優っぽい、クールなファッションセンスもイイ!
Revolution In Me/Siobhan Donaghy

元Sugababesのカワイコちゃんだが、後姿ジャケを見てもアイドルとは一線を画す音楽性は明らか。
まるで白い密室がどこまでも続くような、この無機質ポップスは・・・
どこか突き放したような世界観に逆に毒される、末恐ろしいクール・ギャルだ。


2)シーンを彩るキューティーたち
Avril Lavigneの登場以降、若くて美しい女の子がロックすること、が新しいトレンドに。
プロデューサーがThe Matrix一辺倒だった去年に比べ、今年は様々なアプローチのロッキン・ギャルが続々登場しました。
黒人のSSW Fefe Dobsonや、ビッチ系Bonnie McKeeなど多彩な新人たちがデビューしましたが
その中でも、初登場でビルボード1位をかっさらったAshlee Simpsonは今年最大のトピックでしょう。


☆今年を代表するヒット盤を、各プロデューサーのバイオと一緒にご紹介!


John Shanks

昔からSheryl CrowやSteevie Nicksといった女性ロックアーティストと相性のいいプロデューサーだが 01年にMichelle Branchのデビュー作を手掛けたことで評判を呼ぶ。
それが元でポップ・アイドルのプロデュースに活躍しはじめ、今やThe Matrixに代わって当代1の売れっ子に。 このへんの関係図は、スーパーアイドルHilary Duffの1stと2ndアルバムの人選を比べると明らか。
精力的な仕事ぶりが評価され、今年のグラミー賞にもノミネートされている。
ざくざくと歯切れの良いギターを重用し、風通しの良い音が特徴。ドライブっぽいです。
Autobiography/Ashlee Simpson

セレブファミリー、リアリティTV、John Shanksのキーワードで、チャートを制した巨大アイドル。
まさに時代の申し子的活躍で、人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」での口パク騒動さえも、それに拍車をかけるよう。
自身もセレブへの階段を、今まさに駆け上がっていく途中。
Hilary Duff/Hilary Duff

デビューアルバムからわずか1年で、ロック色を増した意欲的なセカンドアルバムをリリース。
主演映画も次々と公開され、日本へのツアー来日も果たした。
更に自身の映画のサントラに収録した姉Haylie Duffとのデュエットも話題を呼び、姫は今年も大忙しだ。
Speak/Lindsay Lohan

そんなHilaryの最大のライヴァル、Lindsay Lohanもアーティストとしての活動を本格スタート!
とはいえこれまでも数々のサントラに曲提供しており、デビューへの準備はばっちり。
Good girlなイメージの強いHilaryに対し、Bad girl的スタンスで売るLindsay、
曲は流行のティーンロックだが、外見同様グラマラスな歌声が魅力。


Butch Walker

元はMarvelous3というバンドのフロントマン。解散後、ソロ活動と並行してプロデュース業を始める。 アーティストの持ち味を壊さないプロデュースが得意で、中でも日本人好みの陰のあるポップスは十八番。
SR71やAmerican Hi-Fi、Simple Planといった青春系バンドを次々とヒットさせ、 2004年、Avril Lavigneに起用されたことで遂にプロデューサーとして大ブレイク。
これで今後女性アーティストとの仕事も忙しくなることは必至。
そんな彼の素顔は、35歳のイケメンロック野郎!!
Under My Skin/Avril Lavigne

当然のように売れているAvrilのセカンド。
日本の年間チャートでは軒並み1位を獲得し、その人気を見せ付けた。
ゴス路線には賛否両論だが、実力派SSW Chantal Kreviazkとの邂逅により生まれた、 アルバム後半を支えるミッド・ナンバーは粒揃いの出来。
歌唱力も前作より格段に深みを増し、まだまだ成長が楽しみなアーティストだ。
Gold Medal/The Donnas

華やかな外見を見てポップ・バンドと思い込むのは早とちり!
彼女らはインディー時代から一貫してハード・ロックを演奏し続けるスーパー・ギャル・バンドなのだ。
アグレッシヴな雰囲気には相変わらず痺れるが、新たに加わったほのかな艶っぷりがまた!


Max Martin

Max Martinと言えば、90年代にBSBやBritney Spearsを次々大ヒットさせたスーパープロデューサー。 起承転結のはっきりした曲構成と、フックのきいたメロディセンスでアイドル黄金時代を作り出した。
そんな彼もアイドルトレンドの変化によって、ここ数年はすっかり鳴りを潜めていたが 今年、地元スウェーデン出身のAna Johnssonのプロデュースによって表舞台にカムバック。
早速Kelly Clarksonの最新シングルを手掛けたりと、これからまた旋風を巻き起こしてくれそうな予感。

The Way I Am/Ana Johnsson

モンスター映画「スパイダーマン2」にシングル「We Are」がフィーチャーされた大型新人。
アルバム全体は意外とポップな内容ながらも、一本筋の通った体育会気質は音以上にロック!
この健全なロックアティチュードは、むしろ同性が惚れてしまう格好良さだ。

Breakaway/Kelly Clarkson

アメリカンアイドル初代優勝者。バラードが売りだった彼女も時流にのってポップロック戦線へ新規参入。
Avril Lavigneが曲提供した泣きの勝負曲「Breakaway」が先行して大ヒット、
続く超ポップな「Since U Been Gone」も弾けた歌唱が気持ちよい。やっぱこの歌唱力は確か。


<<番外編>>Gwen Stefani

プロデュースというものが、対象をいかに”らしく”演出するか
ということであれば、 今年のベスト・セルフ・プロデューサーは間違いなくGwen Stefaniであろう。
個性的なファッションで知られ、自身のブランドまで運営する彼女が、 自分の音楽の好み、それに伴うヴィジュアル、更にはベストな人選までを理解できない訳がない。
Andre3000、Dr.Dre、Nellee Hooper、Dallas Austin、Neptunes、Linda Perry、Eve、Jam&Lewisといった凄まじい面子を 適材適所で配置した、Gwenの、その感覚こそが凄まじい!!

Love,Angel,Music,Baby/Gwen Stefani

No Doubtのボーカルでありファッション・アイコンGwen Stefaniが遂にソロ・デビュー!
旬のプロデューサー、ゲストを一同に会させた挙句、それらを惜しげもなく自分好みにフル活用させた
Gwenだからこそ許される、豪華で可愛くてハッピーなアルバム!!


☆百花繚乱!ネクストアイドル花の乱
Save Your Kisses/Natasha Thomas

ラコステのワールドワイドモデルに起用され、一躍注目を集めている彼女。
2転3転した日本デビューも無事決定して、耳の早いファンを安堵させた。
妖精のようなルックスと耳ざわりの良い歌声でネクスト・アイドルの最有力候補か?

Noise From The Basement/
Skye Sweetnam


眼つきとほくろが超セクシーなSkyeちゃんだが、楽曲に関しては等身大の魅力がいっぱい。
アイドルなのにインディー・パンクっぽいプロダクションも好感度アップでした。
ティーンの日常を真空パックしたリリックもハートをズキュン!
Ana Lovelis/Ana Lovelis

あのThe Matrixが送り出した秘蔵っ子と聞いてどんなアイドルかと思いきや、
意外や意外、インディーバンドにもボーカルとして参加しているサブカル派。
このソロアルバムでは、ただのアイドルとは一味違うポップセンスが光る。

Hi,This Is Sun'dra/Sun'dra

スイスから飛び出した正統派ポップシンガー。キュートだが幼くはないボーカルが魅力。
2005年にはセカンド・アルバムを引っさげて、改めての大々的な日本デビューが予定されている。
Fefe Dobson/Fefe Dobson

カナダ出身の18歳。珍しい黒人のSSWだが完璧にロック志向。
幼少時からNirvanaなんかを愛聴して育ったそうな。
既に映画のサントラにも多数起用されており、ネクスト・アヴリルのダークホースとして注目を集める。


☆ポップスを歌うのが、みんなアイドルとは限りません!
Cherie/Cherie

弱冠20歳だが10年以上のキャリアを誇り、ロックからバラードまで幅広く歌いこなす新星。
フランス出身の彼女が、どこまでアメリカのチャートに食いつけるかも楽しみだ。

Unwritten/Natasha Bedingfield

もはや兄貴よりも有名になったか?
P!nkばりの逞しい歌唱力とパンチのある楽曲で、全英1位に躍り出た最強新人。
ロック、R&B、2STEPと様々なジャンルを大股で跨ぐ姿に次世代SSWの可能性を見る。
She Like Electoric/Smoosh

驚異(脅威?)の小学生姉妹デュオ!
子供だからといって侮るなかれ、その柔軟な創造力は、大人の理屈を軽々と飛び越えてみせる。
オフィシャルサイトの出来は確かに歳相応だけど
(多分運営は本人じゃないけど)、だからといって素通り厳禁!
One Love/Kimberley Locke

アイドル番組出身の彼女をここに並べること自体が
ある種の皮肉な訳だが、
普通に歌上手過ぎな彼女が、あえてR&Bではなく王道ポップスを選んだことは素直にありがたい。
枯渇状態だったシーンに登場した、意外な新人を拍手で迎えるべし。


☆いそうでいなかったビッチ系SSW
Trouble/Bonnie McKee

ビビッドなオレンジ色の髪とアバズレなファッションに目が行くが、声質やセンスはJewelを思わせる。
WetなバラードもDryなロック・チューンもいけるが、特筆すべきはせつなくもポップなミッド・ナンバー。
Greendayで知られる名プロデューサーRob Cavalloが全編を手掛ける。
Naked Truth/Sarah Hudson

女優Kate Hudsonの従姉妹でもある彼女、小悪魔的な表情とセクシーファッションでリスナーを挑発。
アルバムにはDesmond Childも参加、クリアなサウンドと足取りの軽いボーカル、
「アメフト部の主将とはとっくに寝たわ」(!)なんていう吹っ切れた歌詞が小気味良い。


3)世界より愛を込めて
アメリカ、イギリスといった大国に注目しがちですが、ロックマインドは世界共通!
アイドル的華やかさと才能を併せ持った作品が数多く出ました。


It's Been A While/Anna Sahlene

純ポップ大国スウェーデンの、現在のヒットチャートをにぎわすシンガー。
かなりアメリカ寄りのサウンドで、外見ともにポップスターの貫禄は充分。
収録曲「Little Voice」をHilary Duffがカヴァーしたことでも話題に。

White Turns Blue/Maria Mena

アイドルっぽいジャケットだが、父親が有名なミュージシャンというサラブレッド。
Alanis Morissetteの影響を伺わせる字余り歌唱が非常にヴィヴィッドで、
このデビュー盤はノルウェーで大ヒット。
Call Off The Search/Katie Melua

イギリスで今大人気、アルバムがチャートNo.1を獲得した、グルジア出身の19歳。
可愛らしい歌声とミュージカル風の楽曲がリスナーを独特の世界に引き込む。

The World Is Saved/Stina Nordenstam

昨年Mewのアルバムに参加して日本でもその知名度を上げた孤高の天才。
ほぼストリングスとギターの音のみで構成されたシンプルな作品だが、
ただ内省的なだけにおさまらず、タフささえ漂わせているのは彼女ならでは。
Frail/Maria Solheim

ノルウェーから一足早いクリスマスプレゼント、
15歳で全国紙に寄稿していたという早熟な文学少女の第2作がはやくも登場。
シンプルで親しみやすい、良い意味で閉塞的な愛らしいアルバム。

Audio Out/Amiel

爽やかなギターの音色と透き通った歌声からは想像できない、辛辣な歌詞が注目を浴びた彼女。
The Matrixが作曲で参加するも、自分のカラーを守った曲作りを徹底。
どこか神秘的な雰囲気で、本国オーストラリアはもちろん日本でもロングセラーに。
Belinda/Belinda

”ブラジルのAvril”とメディアを騒がせているBelindaは、なんと89年生まれの15歳!
ほぼ全てがスペイン語で歌われているものの、サウンドはど真ん中のポップ。
間髪おかずにこういうアーティストが出てくるところに、ラテンの底力を見たぞ見た!
Mistaken Identity/Delta Goodrem

Kylie Minogue、Natalie Imbrugliaらを輩出したことで有名な、オーストラリア長寿ドラマ出身の歌姫。
ルックスのイメージ通り、綺麗でドラマティックな歌を得意とし、
このセカンドアルバムもオーストラリアでは当然1位。UKでもヒット中。


4)お馴染みSSWの新作
AlanisやSarah McLachlanといった女性ロック界の重要人物の新作が発表されたのも今年の特徴のひとつ。
世界的には、オリンピックでパフォーマンスしたBjorkや、グラミー後1発目のNorah Jonesらに注目が集まりました。


☆安定した人気を誇る大御所たち
So-Called Chaoss/Alanis Morissette

トランス少女も今は昔、長い旅の末、遂に見出した彼女のこたえがこの一枚に。
五臓六腑に沁み渡る楽しさ心地よさ・・・満たされるってのはこういうことだ。

Afterglow/Sarah McLachlan

6年間の沈黙を破り、サラマクという名の女神が再びシーンに降臨。
シングル「Fallen」の圧倒的な美しさは、ポップロックが主流の現在でも有無を言わさぬ説得力を持つ。
The Way It Really Is/Lisa Loeb

物事の本質、そう言われると難しいけど、Lisaはあのキュートな歌声でやさしく教えてくれる。
研ぎ澄まされいて、同時にまるい感性。同じく女流SSW、Maia Sharpも作曲で参加。

Uh Hur Her/PJ Harvey

作詞作曲、演奏、録音、ミックス、プロデュースをすべて本人が手掛け、
より一層生々しく、剥き出しで、力強くなったその姿はもはや神々しくさえある。
ついでにジャケでは不機嫌なポーリー・ジーン、本当はもっと美人よ。
The Evening Of My Best Day/
Rickie Lee Jones


芸歴30年の大ベテランSSW、Rickie Lee Jonesが6年ぶりにドロップしたアルバム。
本国アメリカへの怒りをテーマにしつつも、少女のような無垢な歌声は健在。

Anastacia/Anastacia

乳癌の手術を経てカムバック!従来のダンス寄りのサウンドから今作ではロック風へシフト。
シングルも続々ヒット、腹の底からびんびん響く歌唱に身体ごと揺らされる。
Medulla/Bjork

もはや生き仏の域にまで達している現代のシャーマンが全曲人間の声のみでつくりあげた最新作。
アテネオリンピックでの壮大なパフォーマンスも、改めてその存在感を全世界にアピールした。

Mellow/Meja

スウェデッシュ・ポップの第一人者Mejaが自身のルーツに立ち返って発表した新作は・・・ボザノヴァ!?
そんなリスナーの驚きも、アルバムを聴けば喜びに変わってしまうだろう。
それほどここでの彼女は、生まれたてのようにナチュラルで眩しい。


☆勝負の2枚目、それぞれの回答
Harmonium/Vanessa Carlton

彼氏でもあるThird Eye BlindのStephan Jenkinsの
プロデュース、という という大胆な選択が功を奏し、その世界観をぐっと深めることに成功。
本人の徹底した美意識が、曲はもちろん歌詞やアートワークまで完璧に生かされている。
Folklore/Nelly Furtado

HipHop界隈からも愛されているNelly Furtado、奔放な音楽性は相変わらずながら、 出産を経験したことによってか、器のカドが丸くなった感じ。
タイトル通りのフォーキーな哀愁と、マス向けのポップさを見事にMIXさせた意欲作。
Feels Like Home/Norah Jones

大旋風を巻き起こしたデビュー後の第2作だが、気負いやプレッシャーは全く感じられない。
仲間内で音楽を楽しむ自然体の姿が、またもや大きなセールスと賞賛を呼んだ。
Roll/Anne McCue

昨年のファーストアルバムがこっそりと話題を呼んだ、
オーストラリア出身アメリカ在住のアーティスト。
硬派なロックを展開し、男女問わずロックファンを歓喜させている。


5)ベスト盤
新曲が収録されるのはもちろん、最近ではボーナスDVDがついたりと、ベスト盤も決して見逃せません。
中でも過去のビデオ全てを収めたMandy Mooreのベスト、アイドル好きはマスト!


Best Of Mandy Moore/Mandy Moore

アイドル出身ながら、通好みなセンスでコアな音楽ファンにも支持層を持つMandy Moore。
今後ますますオルタナ化していくであろう彼女の、アイドル決別作品としても貴重な一枚。

Collection/Jennifer Knapp

クリスチャン・ロック界隈では名の知れたベテランSSW。
未発表曲をたっぷり収録した豪華2枚組で、初心者はもちろん熱心なファンにも嬉しいコレクションに。
Best Of Sixpence None The Richer/
Sixpence None The Richer


Leigh Nashの小鳥のさえずりのような歌声に、どれだけの人々がときめかされたことか!
このアルバムがある限り、我々は現世の喧騒を忘れて不思議の国に迷い込むことが出来る。

Greatest Hits/Shania Twain

女性アーティストとして初めてダイアモンド・ディスクを獲得したカントリー界のスーパースター、
Shaniaのベストアルバムが満を持して登場。
アメリカのチャートを彩った数々の楽曲が、この一枚に。


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