Twisted Angel/LeAnn Rimes


2002年、アヴリル・ラヴィーンが「私をポップアイドルと一緒にしないで!!」と言い放つ一方で、
全く対照的に、新たなポップアイコンとなるべくシーンに華々しく進出した20歳の女の子。
アルバム「Twisted Angel」をひっさげたその女の子こそ、リアン・ライムスである。
とは言っても、リアンを、「ティーンアイドルとして送り出された初々しい新人」と考えるのは間違いだ。
カントリーシンガーとしてのデビューは13歳の時、その卓越した歌唱力で大ブレイクを果たした彼女は
以後順調にキャリアを重ね、いまやカントリー界の若き女王と呼ばれるまでに。
そして、前アルバム頃からポップ移行計画を徐々に推し進め、通算7枚目(!)となる今アルバムで、
満を持しての完全ポップアルバムを完成させたのだ。

内容はというと、まさに「Pop Of Pop」!!
今風の、聴きやすい王道のサウンドをリアンがフルに歌いきる。
非常に聴き応えのある、最近のヒットポップソングの中では、希有ともいえる良い意味での重さが特徴。
そう、たとえサウンドはポップであるとはいえ、核にあるのは相変わらずリアンのあの歌声。
あの並外れた声、歌唱、表現力さえあれば、むしろ楽曲は関係ないと言えさえするほど、彼女の歌は際立っている。
リアンは全身で歌い上げるタイプのシンガーだが、
歌い上げ系にありがちな、「聴いてて疲れる」ようなことは全くない。
そこはさすがにカントリー出身、聴き手の心を落ち着かせるような、
陽の光を感じさせるような心地良さが滲み出る。
それはまるで、大洋を走る帆船の帆が、風をいっぱいに受けてはためくような、そんな気持ちのよさなのだ。
その圧倒的なボーカルで、アップ、ロック、お得意のバラード(これが実に素晴らしい出来!)など
ジャンルを越えて歌いこなす今作。
その堂々とした姿はまさに、バックビートばかりが目立つ昨今のポップシーン
(正確にいえば、脱アイドルしたアギレラを失って以降の、だ)が渇望していた
”聴かせる正統派ポップシンガー”の誕生を充分に確信させるものであるだろう。

また、容姿においても大変身を遂げたリアン。
デビュー当時は(まあ13歳だしね・・・)田舎娘の印象が強かった彼女だが、すっかり垢抜けた美人さんに!
歌詞カードはなんと、彼女の写真をたっぷり拝める豪華28ページ!
シミーズみたいな(笑)きわどいワンピース姿のオンパレードだが、実際、本当に綺麗になったんだなあとしみじみ。
目にも耳にも充実のアルバムとなっている。

才能、美貌、実績、人気、それに美形の旦那(新婚ですよ)と、若干ハタチにして既に無敵状態の彼女。
残るはポップ・クイーンの称号のみだが、
それさえももはや、リアン・ライムスは手に入れかけている。


1.Life Goes On
アルバムの冒頭を飾るにふさわしい、希望溢れる力強い歌。
このアルバムでは「恋人と別れても前向きに生きていく女の子」みたいな曲が多いけど
この曲は特にそういう感じ。
リアンの、自分自身への新たな旅立ちのメッセージかな? 本当にいい曲。

2.Wound Up
歌詞がストーリー調になってて興味深い。
キャリー・アンという天才少女の苦しみを歌ったもので、これきっとリアン本人のことでしょうね。
少し暗めのボーカルが良いです。

3.The Safest Place
歌詞が凄く好き。
「世界を救えると信じていたいけど〜」っていうところとか。
ゆっくりめで、勇壮。泣ける。

6.Suddenly
疾走感溢れるロック・ナンバー!
ノリノリっす!!
サビでの声のあがり方が凄すぎる。歌うますぎ!
因みにセカンドシングルです。

8.Sign Of Life
リアンの伸びやかな歌声を堪能できます。晴れた午後をイメージさせる心地良さ。
こういう曲きいてると、やっぱりリアンはカントリー出身だなあと思わされます。
どんなに声を張り上げてもなめらかで。
なんか「練れば練るほど」みたいな(笑)

11.Love Is An Army
王道バラード。
繊細で美しすぎる。

12.You Made Me Find Myself
アルバムの中でも特に好きな歌のひとつです!!
ドラマティックなバラードで、時に激しく、時に切ないリアンのボーカルが最高!
すっごく”こたえる”歌。

13.Twisted Angel
かなりロックしてる。
「Life Goes On」とこの曲が、アルバムのコンセプトを一番よく表してるかも。
因みにタイトルは、=ひねくれた天使、の意。





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