200 Km/H In The Wrong Lane/t.A.T.u

いやあもう、恐ろしいことになってますね。タトゥ旋風。
顔が可愛く、ミステリアスで、何といっても2人がレズだって言うんだから、話題性はもちろんなのだけど、
それだけじゃなくて、アルバム自体、大ブレイクを納得させる強烈なパワーを放ってる。
何といっても中毒性!
アルバム全曲、まったく明るくない。サウンドは陰惨で閉塞的で、
ジュリアとレナのボーカルが、まるで叫びか祈りのようにこだまする。
それが、かえって快感(?)なんですよ。
例えばアヴリルが正のパワーを持つとすれば、タトゥは負のパワー。
この負のパワーというのは、ある意味正のパワーよりもよっぽど人を惹き付けるんですよね。
なんか、禁止されればされるほど・・・みたいな感じ。それがもう、病み付きです。
キャッチコピーの「聴かなきゃイケない!」ってのはかなりツボをついた名コピーだと思う。
二人の声は、ほんとにキンキンして最初はうるさいなあと思ってたんですが、
サウンドによくマッチしてて、ずっと聴いてると気になりません。
とにかくこのコンセプトを考えついた人に拍手を送りたいです。
こんな音楽、今まで絶対無かった。
個人的にお気に入りなのは、「Not Gonna Get Us」「All The Things She Said」「How Soon Is Now?」「Stars」
「How Soon Is Now?」はスミスのカヴァーですが、すっごくいいです!良すぎ!!
高音と、低い囁きっぽい歌声が絶妙。
今後、彼女達が一発屋で終わるかどうかは定かではありませんし、その可能性も大いにあります。
でも、このアルバムの、歪んだ輝きは、本当に本物。
少女期特有の危うさと残酷さに、背筋が震えます。



Between The Senses/Haven

知らなかった歌手と出会う時というのは、大体人に勧められるとか、ジャケ買いしてみるとか、
ラジオで偶然聴いて・・・という感じですよね。
でも私とHavenの出会いは、かなり特殊な状況でした。
ラジオと言えばラジオなんだけど・・・それがなんと、飛行機のラジオ!
忘れもしない、東京→青森行きのJALの中で。
最初は「知らないバンドだな〜 私ロック興味ないし・・・」とか思ってたんですけど、
聴いてみたら、うおっいいじゃんこれ!?みたいな。
哀しくも甘いサウンドに、哀愁漂いまくりの超うっとりなボーカル。
その曲こそ「Say Something」で、サビの「I want you say somethig〜♪」に
夜の飛行機という状況もあいまって(ドラマティックじゃない?)、私は一発でKOされたのでした。
とにかく彼らの魅力はその世界観。純英国的な、頽廃感漂う耽美な世界。
といってもそんな濃すぎる訳でもなく。なんか、いい意味でロマンティックというか。
ほんとに綺麗なんです。声もだし音もだし、Havenというバンドのテーマみたいなもの自体が。
「Say Something」目当てで買ったけど、他にも良い曲が多かったです。
「Let It Live」のイントロなんて「きたきたーー!」みたいな(知らねえよ)
「Beautiful Thing」「Til The End」(プロモが美しすぎる)あたりも良い!
どうでもいいですが、彼らのプロデュースは元スミスのジョニー・マーが担当していて、
上のタトゥとはスミスつながりだったりします。
じっくり深いUKロックを聴いてみたいという人は是非。



Throurgh My Eyes/Nicole Russo

まずこの顔と声。
彼女のルックスと音楽性のギャップには驚かされた。
これは多分彼女を語る上で誰もが口にすることだろうけど、実際そうなのだから仕方ない。
外見は、金髪のおしゃれな白人美人さん。
これだけだとポップ・ロックあたりかと思ってしまう――だが、このアルバムから流れてくるのは、
ゴスペルの影響さえ感じられる、まさに黒人ばりのソウルなのだ。
一聴してまず思うのは、近頃では珍しいくらい硬派だなということ。
最先端と言われるような、USのR&Bのような雰囲気は全くない。
余計な装飾が削ぎ落とされ、いわゆるヒット的要素、といったものは完全に排除されている。
でも、硬派といっても王道的かといえばそう言う訳でもない。
時にジャジーだったりブルージーだったりする、ビートが心地良い低めのサウンドに、
プログラミングされた音が絶妙に絡み合う様は、逆にかなりモダン。
そのサウンドに負けないくらい強く、大胆で、かつ柔らかさも含むニコールの歌声が本当にかっこいい。
これをソウルフルと呼ばずしてなんと呼ぼうか。
現在24歳のニコールは、ティーンの時流行のガールズグループに誘われたこともあったそう。
だが彼女は、自分のやりたいことは違うんだ、と自分の哲学を貫き通し、地道に制作作業を続けて、
今イギリスで最もホットなレーベル・Telstar(あのCraigDavidやMis-Teeqが所属)からデビューすることとなった。
かっこよく、でも押しが強すぎず、自然で、適度な揺れがお洒落でさえある、それがニコール・ルッソの音楽。
そして何よりも彼女の真剣さと潔さこそが、白人だとか言うことは関係なく、
彼女の音楽に純粋に親しめる一番の理由だと思う。
それにしても印象的なCDジャケット!
思わずはっとしてしまうような、こちらを射るような瞳。シンプルなデザイン。
ニコールの音楽をダイレクトに表現した素晴らしいジャケットではないだろうか。





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