シーズ・オール・ザット

主演のレイチェル・リー・クックが可愛くって〜
凄い美人! とかじゃないんだけど。なんかオーラがあって。
ソーラ・バーチにちょっと雰囲気似てるかな。
高校卒業を目前に、学校1のモテ男のザックは彼女に振られてしまう。
そこで悪友が持ち出した賭け。
プレイボーイの手腕を発揮して、ダサい女の子をプロム(卒業パーティーの意)クイーンにできるか!?
その女の子に指定されたのが、ネクラで友達がいないレイニー。
最初は相手にされないザックだったが、彼の努力でレイニーはどんどん垢抜けていき、
学校中が「シーズ・オール・ザット!」(彼女は最高!)とささやきだすが・・・ 
ええ、はっきり言ってよくある青春モノです。
「25年目のキス」と筋は似てるかな。
だけどこの作品が「25年目のキス」程輝いてないのは、主人公の女の子が待っているだけだから。
自分からは特になんもしないんですよ。男の力で可愛くなるだけ。
だから結構ご都合主義っぽい。
あんまりレイニーが魅力的でないんですよね。めちゃ可愛いんだけど。
どっちかっていうとザックの方が感情移入できちゃう。
だからちょっと退屈だったかな。特に前半。
でも最後のシーンがすごく良くって! 裏庭でのシーンは
ちょっとできすぎてると思いつつ、女の子なら憧れるシーンかと。夜の庭に電飾がきらきら輝いて。
テーマソングの「Kiss Me」がまた雰囲気醸し出しててめちゃ良いんです!!
この曲はSixpenceNoneTheRicherというグループの曲で、
私は偶然前に友人に借りて好きでよく聴いてたのですが、ボーカルの女の子の甘い舌足らずな歌声がぴったり。
この曲のためにこの映画はあると思ってもいい。
一番最後のオチも笑えるし。そこではじめて見せるレイニーの心からの笑顔、利いてます!
そこで「Kiss Me」が爽やかな余韻を残しつつ・・・
「ねえキスして
 空がミルク色に染まったら ダンスホールへ連れ出して 
 キスして」


Shall We Dance?

日本映画「Shall We ダンス」のハリウッド・リメイク版。
好きな作品がリメイクされると、複雑に感じる人も多いと思うけど
実はあれだけヒットしたのに、お恥ずかしながら私はオリジナル未見でして。
(だって公開当時小学生だったんだもん〜!)
というか、テレビで切れ切れにしか観てない。
なのであまり構えることなく、こちらを観ることができました。

リチャード・ギア演じる中年の弁護士は、平凡だが幸せな毎日を送っている。
しかしある時、通勤電車から見えるダンス教室にひとりの美女をみつけたことから
家族に内緒で社交ダンスにチャレンジすることに!
ダンス教室を通じて出会う個性豊かな仲間や、活き活きとした情熱。
彼がダンスにのめりこんでいく一方で、夫が浮気しているのではないかと思った妻は
探偵事務所に頼んで、夫を調査してもらう・・・

とても上品で、軽やかで、ユーモアと愛に満ちた作品。
単なるスポーツ映画ではなく、単なるホームドラマでもなく
どちらのいいところも上手く取り入れて、完成させているのが素晴らしい。
主人公と妻の描き方こそ非常にハリウッド的ではありますが
押し付けがましいテーマや高級趣味は全然なくって、素直に感心しました。
つくり手の善意・愛に溢れていて、つい嬉しくなってしまう。
クライマックス、仲間たちが主人公に呼びかけるシーンは
オリジナルの方がタイトルと上手く引っ掛けてあって好きではあったけど。
ちょっと気恥ずかしくなるくらいの「そうくるか!」的なラストも
(日本人にはこの展開はなかなか想像できまいよ)
リチャード・ギアとスーザン・サランドンのコンビだから納得できたし。
というかね、いやー、リチャード・ギアはやっぱり凄いわ。
どうも80年代のキザくさいイメージがまとわりついていたように思うが
「シカゴ」の悪徳弁護士&タップダンスぶりもお見事だったし
タキシードに真紅の薔薇を持って登場しても許されるオーラがある。
ジェニファー・ロペスは、原版では草刈民代が扮したヒロイン役ですが
高貴なプリンセスのごときこの役、なんでJ.Lo?とちょっと思ったら
容姿が美しい、踊れる要素はもちろんのことなのだけど
彼女は意外に声が可愛いんだよね。おかげで違和感なく鑑賞できました。
全部のキャストが良かったけど、個人的に掘り出し物だったのがニック・キャノン!
探偵の助手が黒人の男の子で、ちょっと生意気そうでオシャレな感じで
探偵との掛け合いもいい味出してるなーって見てたら、それがニック・キャノンでした。
役者としてもこんなに優秀だとは思わなかったから、嬉しかった!
おかげで「ドラムライン」借りちゃったくらいはまりましたさ。


シャンドライの恋

これねーストーリーからしてもろ私好みなの。
アフリカ某国。
シャンドライの夫は政治犯として、軍部政府に捕らえられてしまった。
医学を学ぶためローマに単身やってきたシャンドライ。
学費、生活費を稼ぐため、ある金持ちのピアニストの男の家で住み込みの家政婦として働くことになるが
その男キンスキーは人間嫌いで人付き合いのない変わり者だった・・・
えー タイトルから判断すればまあこの2人が恋に落ちるんだろうと思われるでしょうけど
それがなかなか簡単にはいかないのですよ!
キンスキーは、シャンドライを気に入り色々ちょっかいをだして(シャンドライはそれにいらつく)
ついには激しく求婚するのですが、シャンドライは怒り、自分が既婚者であることを吐露する。
そして、夫が服役中で明日をも知れぬ身だということも。
「なんでもするっていうなら、夫を刑務所から出してよ・・・!!」という風に。
それで2人はぎこちなくなってしまい、シャンドライは仕事を辞めようとも思うのですが、
自分を反省し、ますます弱々しくなったキンスキーを見捨てきれず、
逆に彼の誠実さになんとなく好感を抱いていくようになるが・・・
この映画はとにかく雰囲気がいい。
美しいピアノの旋律と、穏やかなローマの風景と。
ローマの昼下がりとか、すっごく美しいんですよ。太陽がいっぱい溢れてて。
ストーリーも、夏の太陽の動きに合わせたように、ゆるゆると進んでいきます。
でもこのゆったりさは、全然いやな感じじゃない。むしろ、心地いい。
クライマックスにかけてだんだんとスピードが上がってくるのですが
キンスキーが子供達を招いて開いた音楽会の日のシーンとか、あああ〜って感じで!(わかんねえよ)
核になるのは、シャンドライの夫への強い想いと、キンスキーがそんな彼女に捧げる無償の愛。
もう! 切ない!哀しい!
朝っぱらにビデオで見たにもかかわらず半泣き。
こういうの大人のラブストーリーっていうのね。
ただ、キンスキー役の俳優があんま好きじゃなかったんですよね〜
彼がもっと美形で(笑)はかなげな感じだったらこの作品☆5つあげちゃうよ。
因みにシャンドライを演じるのは、「MI2」のヒロイン役で注目を集めたサンディ・ニュートン。
美人です。「MI2」見たときびっくりしたもんなあ〜あまりに美しくて。
シャンドライの恋 全編解説


シャンプー台のむこうに

私がイギリス映画に要求するポイントとは
1.美しい風景
2.ダメ男が頑張る
3.ちょっと泣ける、優しいストーリー
この3つを全部!ばっちり網羅していますこの映画。
ストーリーは単純(これもポイントだ)、イギリス片田舎の理髪店で働くジョシュ・ハートネット。
彼の両親は昔イギリス1の名美容師だったが、10年前、コンテストの前日に
母がモデルの女性(!)と駆け落ち、今は完全冷戦状態で顔もあわせようとしない。
ジョシュは、この町で全英美容師選手権が開かれるのを知り、なんとか家族3人で出場しようとする。
一方、母は秘密で病気を抱えており、余命は長くない状態で・・・
3人は家族の愛を取り戻し、コンテストに出場することが出来るのか?
最初からある程度ストーリーは見えちゃっているのですが
それでも飽きさせずに最後まで見せてくれる良作。
ストーリーだけ聴くと結構重いんですけど、父の往年のライバルで現イギリスチャンピオンとの掛け合いや、
その娘とジョシュが恋に落ちたり・・・ とコメディ面、恋愛面もばっちり。
仕上がりとしては重すぎず軽すぎずのいいバランスです。
ヴィジュアル的な見せ場が多いのも特徴で、もちろんヘアーカットのお話なので奇抜なスタイルやら
色々楽しめますが、クライマックスのジョシュチームの(というか父の)カットは芸術でした!!
しかししかし、この作品で一番光ってたのはキャスト陣!
主役のジョシュは、言わずと知れた人気急上昇中の若手俳優ですね。(あまり好みじゃないけど・・・)
私はあまりわからなかったけど、アメリカ人の彼がスコットランド訛りを上手く習得していて評価を得ていたようです。
相手役のレイチェル・リー・クックも可愛い! 髪切った後は特に・・・。
でも所詮彼らは若造!(笑) 最高に素敵だったのはパパ&ママ+駆け落ちしたモデル! つーかパパ!!
パパを演じるのは、ハリポタでスネイプ先生をやったアラン・リックマン!!
アラン・リックマン最高〜! ほんまに最高!!
めちゃ渋くてかっこいいんですよ。声も低くてかっこいい。もうかっこよすぎ!
眠れる伝説の美容師。あああもう最高だ。
パパ、出番的にはそこまで多い訳じゃないんですけど、びしっと決めてくれるのですよ〜
元モデルと丘で語り合うシーンとかもうしびれました。
イギリス映画の醍醐味、「かっこ悪くてかっこいいパパ」まさにこれね。
いや〜 もうアラン・リックマン見れただけでこの映画の価値はありました・・・。
後味も爽やか! おすすめです。


ショコラ

ビデオ借りに行ってもずーっとなくて、やっとこさ見れたの!
おしゃれでほんのりとした小粋なお話。
1960年代、フランスのとある小さな村。
そこはとても厳しい戒律に縛られており、とくに村長は厳格なことで有名。
現在断食期のこの村に、北風とともに母娘がやってくることから物語が始まる。
その風変わりな親子はチョコレート店を開く。
はじめは近寄らないようにしていた村人達だったが、だんだんとチョコレートの美味しさと
その親子の魅力に惹きつけられていく・・・
こじんまりしてるけど、飽きないし、面白かったです。
つーかあんな小さい村にチョコレートの需要なんてあるの?
しかしまー 美味しそうなチョコの数々!
「チョコレート祭」とか・・・広島市でも開いてくれないでしょうか(笑)
キャストも素敵。主人公にはジュリエット・ビノシュ、相手役はジョニー・デップ
助演女優には大御所ジュディ・ディンチ。
ジュリエット・ビノシュって写真より動画の方が美人さん。
肌が白ーい! 鼻とか口とか小作りで、可愛かった。黒髪もええのう。
私は先日、彼女とブノワ・マジメルが夫婦だって聴いて吃驚したんですが・・誰か詳しいこと知りません?
かなり年上妻なのですね。(ブノワ君は「王は踊る」のルイ14世役!)
ジョニデはもう語ることない。かっこよすぎ! ヒッピー風も似合います。
ちょっと哀しいムードが漂うお話なのだけど、
ラストはハッピーエンドで、心が温まりました。素敵なお話でしたー 音楽も良かった。


シン・シティ

まさに刺激世界と呼ぶのがふさわしい、超スタイリッシュな新感覚ムービー!
フランク・ミラーの漫画「シン・シティ」の映画化ということなのだけど、
ほんとに漫画を見てるみたいな、特殊な質感と色世界が展開していて、他のアメコミ映画とは一線を画します。
かなりバイオレンスな描写もあるけど、あくまで漫画的だからそれほど気になりません。
音楽も超カッコイイ!テーマソングを聴いてると、デヴォン青木演じる殺人機械ミホのように
思わず日本刀振りかざしてビルの上から飛び降りたくなります(笑)
また、豪華なキャストを集めただけで、生かしきれてない・・・という映画がよくありますが
このシン・シティはキャスティングも素晴らしく、全員魅力があって
なおかつ個性を生かしあっていて、ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー両監督の裁量を感じました。
キャラが多いのでひとりずつコメントしてみる。

ブルース・ウィリス:素直にかっこよかった!いい役でした。今までブルースのこと特に意識したことなかったけど
(出演作も「シックス・センス」くらいしか見てない)ただのハゲじゃないね。渋さが丁度よい。
ミッキー・ローク:この人も初見でしたが、演じるマーヴにぴったりだと思います。凶暴なのにどこか憎めないキャラ。
クライヴ・オーウェン:鼻血出るー!ってくらいかっこよかった!男キャラみんな格好よかったけど、一番正統派。
モノクロの画面がぴったりなの。彼の姿をスクリーンで観るのは「グリーンフィンガーズ」以来だったんだけど、
ほんと男気溢れるいい男になってますね。売れてる理由もわかる。女なら皆惚れるだろ!
ジェシカ・アルバ:思わずタン付けして呼びたくなる可愛さ!もうほんとに可愛い!
白黒だと余計にふっくらした肌の質感が際立つの。露出しても全然いやらしくない。まさに暗黒街に輝くミューズ。
ベニチオ・デル・トロ:ベニチオとクライヴ・オーウェンの絡みが一番スリリングでした。相変わらず男臭い!下品で最高!
イライジャ・ウッド:変態!キモイ!アメリカン・サイコ!よくぞこんな役やったな、という感じ。
メガネ×セーターのオタクスタイルで、無表情なまま俊敏に動き回る姿はある意味本物のホビットさんでした。フロド〜!
ブリタニー・マーフィー:声が物凄くビッチなんだよなあ、と思ったらやっぱり監督はこの声がお気に召したらしい。
全てのエピソードに出てくる、ある意味傍観者的キャラクター。2にも出そうだな。
ジョシュ・ハートネット:この映画のジョシュはやたら格好いいです。この小悪党!
最初と最後に出て来て美味しいところ持って行っちゃう名も無き男。眼鏡&白衣が予想外にお似合い。
デヴォン青木:最も印象的なキャラクターのひとり。その名も殺人機械ミホ!猫のようにそっと現れる登場シーンから鳥肌が。
台詞無しでとにかく人を斬りまくり。腰に差すは名刀服部半蔵!アメコミ好きにはたまらんキャラクターですよ。
ロザリオ・ドーソン:ポスターでもフューチャーされてるように、この人の唇は非常に印象的。
燃え立つような美貌と迫力のボディがまさに娼婦街のドン!雌豹!
マイケル・クラーク・ダンカン:「グリーンマイル」のあの囚人ですね。意外と出番は少なかったかな。あの目はどうなってるんだ。
ニック・スタール:イライジャと並んでベスト・チャレンジ賞をあげたい、本当は美形の若手俳優。可哀想なくらいの化け物姿で登場。
誰だっけ・・・と思ったら、「イン・ザ・ベッドルーム」のやさしい息子の人か!びっくり。
カーラ・グギノ:女でもみとれる美しい身体の持ち主。官能の中にも理知的な雰囲気があって良かった。
マイケル・マドセン:この人も誰だっけ・・・と思ったら、「キル・ビル」のビルの弟役じゃないの!
更に言うと「レザボア・ドッグス」のMr.ブラウンだよーうわー!見た目は普通のおっさんなんだけど、凄みがある。
ジェイミー・キング:個人的に女性陣の中で一番美しいと思ったのはこの人。レブロンのモデルでもお馴染み。
ブロンドと紅い唇のコントラストの美しさといったら・・・演じるウェンディの男らしさも素晴らしい。
アレクシス・ブレデル:内気系美少女をやらせたら今ピカイチな若手女優、アレクシス・ブレデルちゃん。
囁きかけるような憂いある瞳が最高です。暗めの髪も、逆に目立つ。
ファッションが娼婦の中でも露出低めなパンツスタイルで可愛かった。本性がビッチなのも美味しいね。

主なエピソードは3つあって、それぞれミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ブルース・ウィリスが主人公なのですが
真ん中のクライヴの話が一番好きだったかな。唯一ユーモラスな場面もあるし、ラストに救いがある。
クライヴが、死体になったベニチオを助手席に乗せてドライブするシーンが、タランティーノの監修シーンらしい。
あのシーンは気持ち悪さと面白さが交じり合ってて楽しかった。なるほど。
グロさで言えばミッキー・ロークの話がやっぱり・・・とにかくイライジャがやばすぎる。
指輪物語をこよなく愛する人は見ないほうが身のためです。よくやった、イライジャ。
ラストは少し哀しいけど、でもマーヴの不器用な愛に心うたれるよ。
最後のブルース・ウィリスの話はなんとせつなく美しいラブストーリーなのでしょう。
ジェシカ・アルバ扮するナンシーの輝きっぷりが恐ろしいほど。ふたりの愛も素敵でした。
ブルースakaハーティガンの、「老いぼれは死に、少女は生き続ける。それで充分だ」という台詞が大好きです。


スーパーマン リターンズ

ヒーローものが溢れてる昨今だが、私が一番好きなのは絶対にスパイダーマン。
あの作品の哀しさを支持する私にとって、スーパーマンの明るさはある意味対極に位置するものだが
それでも見終わって、素直に「面白かった!」と言えた作品。
スパイダーマンに限らず、ヒーローものはどんどん暗くなっていく傾向にあるように思いますが
そこはさすが本家スーパーマン、いい意味でハリウッド的、アメリカ的に作られています。
クラーク・ケントことスーパーマンが6年ぶりに地球に戻ってくるという設定。
しかし自分の不在の間に、地球は変わってしまっている。
愛するロイス・レインは「スーパーマンは必要ない」という新聞記事で賞を獲っているばかりか
見知らぬ婚約者と6歳の息子まで・・・
存在意義を見失い、落ち込みかけるスーパーマン。
しかし同時に、宿敵レックス・ルーサーの陰謀が動き始めていた。
スーパーマン、やはり人々は君を必要としている!
そしてスーパーマンは飛ぶのだ、地球の平和を守るために。

忘れがちだったけど、スーパーマンって異星人なんですよね。
だから心に醜いところが全くない。赤子のようにピュアで真面目で。
その分傷つきやすくもあるけど、結局は身を投げ出して闘う。
そんなスーパーマンのイノセンスを、新人のブランドン・ラウスはよく演じていたと思います。
クラークはぼんやりした性格という設定だから、主人公の割に台詞が少ない。
(その分レックス・ルーサーが喋ってたがな)
だから逆に表情・体躯で魅せなければならないんだけど、申し分なかったです。
色のついていない新人というのも、スーパーマンに合ってた(今後の俳優活動が難しくなるだろうけど)
対する宿命のライヴァル、レックス・ルーサーを演じるのはケヴィン・スペイシー!
やっぱりアメコミの敵役は渋い性格俳優がやるのがいちばん。
敵にしては比較的コミカルな役柄でしたが、楽しそうに演じてて何より。
冒頭の登場シーン、瀕死の大富豪の婆さんをたぶらかして、遺産分与にサインさせるところ
部屋から出てきたレックスが、集まっていた親族の女の子にヅラを投げ捨てるシーンは最高でした。
ロイス・レインは地味めかな。煙草吸ってるところなんかはリアリティがあって良かったですが。

アクション面は、とにかくスーパーマンの身体能力が凄すぎて、
カッコイイというよりは口をポカーンと開けて眺めてるような・・・
無敵過ぎますよ。
でももちろん、絶体絶命のピンチも訪れます!
その時力になるのは、超能力でも、ハイテク機械でもなんでもなくて
人を信じる心、人を助けたい心なんだよなあ。
そこにこの映画のメインテーマを見ました。
全体的に明るくてコミカルで、やさしい。こういうヒーローもきっと必要。良かったです。


スクール・オブ・ロック

笑わせてもらいました。
「いとしのローズマリー」のジャック・ブラック主演の爽快おばかロック映画。
ブラック演じるロック一筋の駄目男が、金目当てに親友になりすまして
名門小学校の臨時教師として赴任。騒動を巻き起こします。
ジャック・ブラックって存在自体が面白いんだけど。
蝶ネクタイして髪をなでつけて、腹減ったからって生徒から食べ物もらって
むしゃむしゃ食ってる姿とか可笑しすぎます。
表情も凄い。顔芸?眉毛がひくひく動いたりして、あれはもう歌舞伎役者レベル。
私は劇中に登場する、いわゆるロック・レジェンド(ツェッペリンとかフーとか)は初心者で、
教えられる子供たちと同じような気持ちで新鮮に聴いていたのですが
ロック・ファンにとっては感涙ものだったでしょうね。
子供はみんな、吹き替えなしで楽器を演奏したそうです。
皆すごく可愛い。みんな良家の子供たちなんだけど、適度に生意気で適度に純真で。
リードギターの男の子が個人的にいちばん可愛い。
ストーリーはやはり予定調和な感じもするけど、いいじゃんそれで。
小難しくないハッピーエンド物語だもん。
「ロックを押し付けるブラックの行動は、お堅い保護者と変わらないのでは?」
という不満の感想も目にしましたが、個人的にはそうは思わない。
もちろんブラックは駄目な奴だし自分の利益しか考えてない。
でも、コンテストの前日にニセ教師だとばれてしまったブラックの元へ
子供たちがやって来るのは素直に感動。
つまり子供たちが、自分たちで考えて行動した、ということだと思うから。
コンテストで歌う曲を、ブラックの自作曲からギターの子の曲に変えたのも
ブラック自身の成長が見えて嬉しかったな。
「ロックの頂点への道のりは遠い」と賑やかに歌うエンドロールも好きです。


スパイダーマン

スパイダマーン♪スパイダマーン♪
日本でも結構ヒットしましたね。単純なヒーロー物ですが、私は好きでした!!
私も蜘蛛の糸でターザンしてぇぇ(違)
ストーリーは簡単。
さえない高校生だった主人公が、ある日奇種の蜘蛛に刺されてしまい、そのことにより不思議な力を手に入れる。
最初はおもしろ半分で力を乱用していた彼だったが、伯父の死により正義の意味に目覚め、
表向きは普通の大学生、そして裏の顔はニューヨーク市民を助ける謎のヒーロー・スパイダーマンとして活躍する・・・。
よくあるヒーローものかと思われるかもしれませんが、監督がサム・ライミという人で
良い意味で割とB級っぽいセンスで、真面目すぎなくて良かったです。
何より、大体ヒーローものって、最初から凄く心やさしかったり正義感に溢れてたりしますよね?
でもこの話は、高校生の彼の心の葛藤や青春特有の考えがよく描かれていて、
最初は全然ヒーローでもなんでもない。力で遊んで金をもうけようとしているだけ。
でもそれが、身近な人の死や、自分がいかに恵まれてきたか、
そういうことに気付いてヒーローとして生きることを決意する、そのくだりが共感できるストーリーになっていて好感が持てました。
ラストシーンは賛否両論ですが、私は支持します。
逆に戦闘シーンなんかはある意味ギャグだったり(笑)するんですけど。
でもギャグだと思って見るべきですね。だって蜘蛛男とグリーンゴブリンの戦いって・・・ 普通に考えたら絶対おかしい。
私はDVDで見たんですが、次作はきっと映画館に行くでしょう。
ってかコミックス買いたいぐらい! 私ヒーローとか戦隊ものが大好きな女なんで。
主題歌の「Hero」も凄く良かった。


スパイダーマン2

珍しく前売り券を買ってまで見に行った映画。期待してました。
1ほどの興奮はなかったけど、それでもさすがの出来。充分です。
まずオープニングタイトルが格好いい!
赤・黒・青のスパイダーマン・カラーと劇画調のイラストを組み合わせたデザインで、
びゅんびゅんと糸が放たれていくイメージが上手く表現されてます。
スパイダーマンことピーター・パーカーは、大学生になった今も相変わらずヒーロー業に忙しい。
幼なじみのMJは舞台女優として活躍するが、ふたりの気持ちはすれ違うばかり。
スパイダーマンであること、によって周囲の人を傷つけてしまうと感じたピーターは
正義のヒーローを辞め、普通の人間に戻ることを決意する。
せつないせつないせつない。
スパイダーマンシリーズは、コミック原作のハリウッド大作でありながらいつもどこか哀しい。
今回の敵のドック・オクも、愛する妻が死んだショックで逆に悪意が芽生える訳だし
正義感と愛の狭間で悶々とするピーターも、ピーターと何故うまくいかないのかわからず辛く当たるMJも、
スパイダーマンへ父親の復讐を誓う親友も、貧乏で立ち退きを余儀なくされた伯母さんも皆。
だけど同時に全員正しい。だからこそ観客は感情移入できるのではないかな。
印象に残ったのはMJの舞台に間に合わなかったピーターが、壊れたバイクを引きずってとぼとぼと帰っていくシーン。
横の壁には、MJがイメージガールをつとめる香水のポスターがずらりと貼ってあるのだ。せつないよう。
ドック・オクが思ったより中年太りしてたのとかがちょこちょこ気になりはしたけど
それくらいかなあ。ただ1と比べて「楽しい!きゃー!」みたいな感じではない。重たい。
ラストではMJとの恋が成就し、そういう意味ではハッピーエンドなのだけど
一番最後のMJの表情に武者震いを覚えた。まじで。
幸せなはずのMJ、だけど窓辺で無表情に近い、寂びのある表情で佇んでいる。そこで映画終わり。
これから来る最後にして最大の嵐を予感しているような表情。3が楽しみであり、今からかなしくもある。
思えばこの映画はMJのアップで始まって終わるんだなあ。監督のセンスは非常に好きです。







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