2006 Saicish Music Award



●Albums Of The Year

1.Loose/Nelly Furtado

元々好きなアーティストだったけど、前作「Folklore」がその名の通り、
アコースティック風味の強い作品だったのでちょっと油断していたら・・・
今作の方向性は真反対、フューチャー感全開のダンス・ミュージックだったもんだから大興奮! 
ドンドコドンドコと原始的なビートが地を打ち臓を打つ「Maneater」、
ティンバランドとの艶やかな掛け合いを楽しみ、宇宙空間を浮遊するような「Promiscuous」、
ラテンの貴公子フアネスとデュエットした哀愁漂う「Te Busque」等々
百花繚乱。 美麗なルックスも言うことなし。
こちらの常識を軽々と裏切る、このポップ・テロリストぶりよ!
2.I’m Not Dead/P!nk

セカンド・アルバム「M!ssundaztood」の時に“心技体が揃った”と評したが、その全てが更にパワーアップ。
パンクに寄り過ぎた前作の反省からか、ダンス・エッセンスを適所に取り入れつつ、
シンガー・ソングライター精神が全体を太く貫く。そう、P!nkの持ち味とは太さだ。
楽しいロック・チューンでも、せつない失恋ソングでも、
常に正面からガンを飛ばして仁王立ち、その歌声がひるむことはない。
「Stupid Girls」のビデオでも、ややむっちりな体(バカ女たちに比べればね!)
を張ってセレブ批判を繰り広げてくれました。最高に力強い姉御!
3.Ultra Blue/宇多田ヒカル

宇多田ヒカルは、カラオケで歌うのが難しい・・・というのはデビュー当時から言われていたことだが、
たぶんこのアルバムは歌いづらさMAXだろう。天性のテンポの歌唱が、
エレクトロ度の高い作りこんだサウンドと合わさって、もはや常人の手の届かない、
遥か上空へと昇華してしまった。ラストの「Passion」なんてその最たるものだし。
かといってヒーリングとかラウンジミュージックには絶対ならない、
だって詩も歌声もあまりにも生々しくて、そこにいるのはただの23歳の女の子なのだ。
そう、これでたったの23歳。天才だわ。
4.Eyes Open/Snow Patrol

Snow Patrolというバンドを今年まで知らなくて、
だからボーカルの歌声とか音の雰囲気とか文字情報では知っていても、自分の耳で確かめたことはなかった。
なのに渋谷HMVで「Hands Open」が流れてきた瞬間「これがスノパトに違いない!!」って
確信してCDを掴みに行ったほど、ピンピンピンと来たから不思議。
氷の矢でヒュッと胸を射られた感覚です。とにかくこの曲は聴きまくったし、アルバム全体も素晴らしい出来。
リリカルなUKロックがやっぱり大好き!
5.KRYSTAL MEYERS/Krystal Meyers

ガール・ロック界の今年最大のニュースといえば、アヴリル・ラヴィーンの結婚でしょう。
誰だっていつまでもガールではいられないわけで・・・その代わり新しい才能も毎年芽吹いてくる。
“アヴリル世代”の次を担うべく気炎を上げたのがクリスタルちゃん。
音楽性自体にそれほど目新しいものがあるわけじゃない。
でも溢れ出るこの若さ、勢い、情熱は、大人が作れるものじゃないのだ。
感性を大事にしつつ、上手に成長してほしい期待株。
6.Arlight,Still/Lily Allen

イギリスで話題になり始めた当初から、漏れ伝わってくる情報の欠片から
「ああ絶対この娘のこと好きだわ・・・」と思っていましたが、知れば知るほどやっぱりそうで。
カラフルでジャンルレスでポップで女性ボーカルっていう、私の好みを押さえまくりの音楽性に加え、
キュートなファッションに例の毒舌。応援せずにはいられませんよ!
7.Bright Idea/Orson

これはシングル「No Tomorrow」が大好きで、出かける前テンションあげたい時とかいつも聴いてました。
3分くらいの短い曲だけど、こういうキラキラ・ワクワク感を、ロック・バンドが表現してるのが凄くいい。
アルバム全体もタイトによくまとまっていて、センスよくポップで聴きやすかった。
80年代とかが好きな人にも。
8.In My Own Words/Ne-Yo

私が男性R&Bを買うことって滅多にないんですが、これは躊躇なく購入。
涙がちょちょ切れるバラード「So Sick」はもちろん、軽やかなアップ「Stay」ほか、
ほんとメロディアスでいい曲だらけです。大仰過ぎず、サラっと聴きやすいところが良いね。
ボーカルもあまり黒さを感じさせないのが個人的にはお気に入り。
9.Light Grenades/Incubus

知人が日本盤のライナーを書いてるということで、名前は知ってるけど全然聴いたことなかった
インキュバスにようやく触れてみたら、予想以上に好きな音楽でびっくり。
やっぱり食わず嫌いはいけませんな。
イントロ〜2曲目の激しさが最高です。ハードな中にある純度の高さ、凛とした佇まいに惹かれる。
10.Stand Still.Look Pretty/The Wreckers

ミシェル・ブランチ大好きだけど、ソロ以外だと触手が伸びないなあ・・・と思ってほったらかしていましたが、
ちゃんと聴くと改めてよくできた作品。カントリーといっても基本はソロ作の流れと変わらず。
ストリングスやらサウンドの味付けで、より“日暮れ感”が増しているといった感じ。
パーソナルな雰囲気の表題曲がお気に入り。



●Lives Of The Year

1.Jason Mraz@恵比寿リキッドルーム
仕事で行ったライヴですが、本当に素晴らしかった!
アルバム2枚とも持ってるけど、CDとライヴじゃ比にならんね。
代表曲「The Remedy」の途中にOASIS「Wonderwall」を挟んでみせたり
オペラ風歌唱で会場をうっとりさせたり。
パフォーマーというのはこういうのを差すんだと思いましたよ!
この枠には入れられなかったけど、Tristan Prettymanのライヴも良かった。
アンコールでOASIS「Live Forever」を歌ったんだけど
このカップル(もう別れたらしいが)はふたりともOASISが好きなのかしら?

2.U2@さいたまスーパーアリーナ
巨大バンド8年ぶりの日本公演!
ということで会場は満員でしたが、みんな弾けてて、でもアーティストを尊重してて
その雰囲気から「いいライヴだな」という確信が持てました。
有名曲のオンパレードでトイレに行く暇もないよ!
ラストの「Vertigo」では飛び跳ねすぎておかしくなるかと思った。

3.葉加瀬太郎@NHKホール
U2もそうだけど、会場が本当に老若男女で満員。
クラシックでこういう集客ができるなんて、今の日本じゃ彼くらいのものでは。
2部構成&アンコールに別れてて、サービス満点お腹いっぱいの内容!
バンドをただのバック・ミュージシャンではなく
ひとりひとりアーティストとして見せ場を作るところに、葉加瀬太郎の大きさを感じる。


●総評

昨年と同じで、「コレ!」というCDはなかったかなあというのが本音。
不作というのとも違いますが。
ラッキーなことにサンプル盤やら情報がたやすく手に入る状況にいるせいで
高校生の時のような、厳選して大事に聴き込む・・・っていうプロセスはもう踏めない。
ひとつの音楽に対する思い入れという価値は明らかに失ってきています。
ただまあそれはそれで自然なことなので仕方ないかなと思うし
実際、優先的にアーティストに会える機会を与えられているのは凄く光栄。
今年は例年より大物の来日が多くてかなり楽しかったです。
一番はMTVの授賞式に現れたマイコーことマイケル・ジャクソン様でしょうか・・・
マドンナ、U2も併せて、80年代の主要アーティストは結構制覇したんじゃないか(笑)
そのMTVのイベントでは、安室ちゃんやらカエラやら平井堅やら中島美嘉やら
主要な日本人アーティストもわんさか見られて楽しかったです。
生で見たビヨンセのパフォーマンスも迫力あって格好良かった。
気になったトピックとしては、プロデューサーとしてのマーク・ロンソンの活躍ですかね。
DJとしてもアルバムをリリースしてる彼ですが(名盤ですよ!)
今年はクリスティーナ・アギレラ、リリー・アレン、エイミー・ワインハウスと
ヒップな女性アーティストのプロデュースで名前を見かけてワクワクしました。
あと、個人的に大きかったのはJ-POPへの回帰。
多分洋楽を聴くようになって以降、最も邦楽に触れた年です。
一番の理由はジャニーズだけどな(笑)






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